特典航空券を使った旅程の組み方
お盆休みも終わり夏の終わりが近づいてきましたね。
私は今年の夏はキャンプ三昧で楽しみました。
夏休みが終わったばかりなのに、マイルを使って旅行をするためにはもう来年の夏の予定を考えなければいけません。
ANAマイルを貯めているのであれば355日前から特典航空券の争奪戦が始まります。
本日8月22日の355日後は来年の8月12日です。もう来年のお盆休みが始まっている方が多いのではないでしょうか?
私も来年の夏休みに旅行を計画しているのですが、行先も決定していないし、マイルも少し足りません。完全に出遅れています。
でもいいんです。
我が家のスタンスは行けるところに行く!迂回ルートを探す!!
行ったことが無い国や都市が多く、どこに行っても楽しめる自信があります。←負け惜しみ?
そこで私たち夫婦がマイル初心者なりに旅程を計画している方法をご紹介します。
無駄なことをしていたり、もっと良い方法があるかもしれませんがご勘弁して下さい。
ANAの国際線特典航空券取得のルールの確認
ANA自社便のみを利用
〇必要マイル数の一覧
ローシーズン(L)、レギュラーシーズン(R)、ハイシーズン(H)と別れています。
〇途中降機、乗り換え
途中降機(ストップオーバー)(24時間以上滞在)
・日本発は途中降機不可
・海外発なら目的地以外で1回OK
乗り換え
日本国内で往路・復路それぞれ2回まで可能
〇特典航空券のキャンセル待ちが可能
〇特典予約のキャンセル料
1名につき3000マイル
詳しくはANAのHPにて
ANA以外の便を利用する場合(提携特典航空券)
スターアライアンス加盟航空会社
各航空会社の組み合わせは自由
提携航空会社
スターアライアンスに加盟していないがANAと提携している航空会社
1社のみで旅程を組む必要あり
〇必要マイル数一覧
日本発着(ZONE1-A)
日本ー海外の単純往復(1カ国)+国内乗り継ぎの場合
日本発着(ZONE1-B)
ZONE1-A以外
〇途中降機、乗り換え
途中降機(ストップオーバー)(24時間以上滞在)
日本発でも海外発でも往路・復路のいずれか1回可能
乗り換え
日本国内で往路・復路それぞれ2回まで可能
さらに日本以外でも往路・復路それぞれ2回まで可能
※途中降機も乗り換え1回分としてカウント
※海外で地上移動など別発券で手配した場合は1カウント
例)
名古屋→東京→タイ(24時間以上滞在)→パリ(目的地)→(別発券)→フランクフルト→東京→大阪
こんなことも可能
〇特典航空券のキャンセル待ちが不可能
〇特典予約のキャンセル料
1名につき3000マイル
まとめ
ANA便のみなら必要マイル数少なくできて、キャンセル待ちできるが旅程のバリエーションが限定的
提携特典航空券を利用した旅程の組み方
私自身がそうなんですが、会社の休みが不確定で355日前に予定をたてることが難しい方もけっこういると思います。
それでも海外旅行に行きたい場合は柔軟に対応するしかありません。
よって
行けるところに行く。
迂回ルートも考慮する。
これが大事だと思っています。
では私が実際にやっている方法
①ざっくり目的地が決まったらGoogleでルートを調べる
②ユナイテッド航空のHPで空き情報を確認する。(ただし最大330日前から)
③ANAのHPで最終確認
例)2017年5月GWにバルセロナに行く旅程を組むと仮定
・普通にANAのサイトで確認してみる
いきなりこの様な検索をしてもろくな結果がでてきません。(出遅れている場合)
結果がこちら
もう6日発は空席無し。
旅程もあまり良いとはいえません。
しかしここで諦めてはいけません。
Googleに他のルートを聞いてみます。
出発地から目的地を「〇〇から△△」のように検索すると教えてくれます。
googleフライトと検索しても良い。
まずこれだけである程度の情報がつかめます。(直行便が無い、所要時間など)
更に進むと詳細画面に移動します。
ここで便利な機能がアライアンスでフィルターをかけれます。
(さらに航空会社でもフィルターをかけることができます。)
気になったルートを開くと更に詳細な情報を教えてくれます。
この詳細ページは所要時間、乗り継ぎ時間、機材、3レターコードなど欲しい情報が盛りだくさんです。
続いて同じスターアライアンスであるユナイテッド航空で調べてみます。
先ほどANAのサイトでは5月6日発は空席無しという結果でしたので、5/6発バルセロナ→名古屋で調べてみます。(ユナイテッド航空は片道でもOK)
ANAでは無かったルートがたくさん出てきました。
ただ最短で5/8着となってしまいます。これだと仕事を休まないといけなくなるのでダメなんだよね・・・と思いますが、
ここで先程Googlede調べたルートを細かく見ていきます。
例えばこの様なルート
無事に7日に家に帰れます。
ユナイテッド航空のサイトで調べてみます。
ここで私は「チューリッヒから東京」で調べます。
最悪バルセロナからチューリッヒや東京から名古屋のルートは別発券でも良いという思いです。こんな時にBAが活躍しますね。
結果は・・・
無事に7日に帰れるルートがありました。
最後にANAで確認して発券です。
ここで初めて以下のページの登場です。
「複数都市・クラス混在」を利用します。
こんな感じで入力すると・・・
じゃーん!!
無事に来年のGWに当初の目的地であるバルセロナに行けて無事に帰ってこれます。
このように私の場合はgoogleとユナイテッドを何度も行き来してルートを決め、最終的にANAのサイトでルール違反が無いか確認して発券という方法をとっています。
ANAのサイトだけに頼ると行ける旅行も行けなくなりますよ!
地道な作業で大変ですが、355日前に予約ができないからといって諦めるのではなく、行けるルートを探す。もしくは行先を柔軟に変更することがマイルで航空券を獲得することにおいて大切なのかなと思います。
こんなこと書いてる場合ではなかった・・・早く来年の夏休みの予定を決めなきゃ。。
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